研究主題 
「K4の視点を生かした授業づくりを核とした学力向上」

調査・環境部

西中3つの実践

 

「時を守り、場を清め、礼を正す」(規律)
「西中3つの実践」と題し、生活の重点事項として、取り組んでいる。
下記の項目について、4段階で、学期ごとに自己評価を行っている



【考察】左の例は、「1分前着席」であるが、すべての項目で平均3.0を上回っていることから、生活習慣や態度については、良好である。このことから、「学習を進めるうえで、準備や環境は整っている」ということが言える。ただし、平均値としての数値なので、個人差があることを考慮し、今後も個別に指導していく必要がある。


学習の振り返り

 K4の活用に重点をおいた簡易指導案を「K4シート」と呼び、一人一研究授業や授業研究会等で活用してきた。K4シートに「課題、活動、確認、価値付け」の4つの項目を記入することにより、目的意識をもって授業に望むことができる。また、一般的な学習指導案より短時間に作成できるため、実際の活動の準備等にその分、時間を割くことができる。

【結果・考察】「授業」「家庭学習」「テスト勉強」の3つの視点からのアンケートであるが、すべての点において、結果の数値が、上昇傾向にある。
授業への取り組みは自己評価として高く評価している反面、結果に結び付けるために大切な、<計画的な学習>の視点において継続的な指導がありながら伸び悩んでいる現実がある。普段の学校生活の中で「良い結果は良い準備から」という表現に親しんでいる生徒である。よい準備のもと成功体験をさせ、計画的な学習をあたりまえのことにしていきたい。そのためにも、生徒と積極的な関わりをもち、さらには生徒の努力を評価して、次の取り組みにつなげていくという意図的な関わりが必要である。

教科の学習について

   
 

【結果】年を追う毎に良い結果となっている。保護者用アンケートでも「生徒が自主的に家庭学習に取り組む習慣がみについてきている」の項目でH2426で+0.2となった。