研究主題設定の理由
数年前、本校は生徒指導で困難な時期を経験した。部活動は盛んなものの、授業に集中できず、学ぶ意欲も低下し、学習したことを十分に定着することができない生徒もいた。そこで「西中再建」をスローガンに、全教職員、生徒、保護者、地域の力を結集し、平穏な学校生活を取り戻そうとした。
そのような中、平成25年度から3カ年計画で埼玉県教育委員会から「地域に応じた学力向上推進事業」の委嘱を受けることとなった。本校の学校教育目標にある「鍛える」をキーワードに、まずは教員が飯能市教育委員会独自の学力向上施策である「K4」(課題・活動・確認・価値付け)の視点に基づいた授業づくりを行い、教員自身の指導法を改善(鍛え)することで、生徒にとって「分かりやすい授業」を提供し、「分かる喜び」あるいは「確かな学力」の向上につなげることができると考え、本主題を設定した。
研究仮説
(1)学習環境(学習規律・家庭学習)を確立し、
(2)K4−KIDの視点に基づいた授業づくりを積み重ねることにより、
(3)学力の向上がはかれるであろう。
「K4の視点を生かした授業ハンドブック」
研究内容
(1)K4の視点に基づいた授業改善(授業力の向上)
(2)学力向上を補完する取り組み
研究組織
委嘱
平成25・26・27年度 埼玉県教育委員会「地域に応じた学力向上推進事業」
平成27年度 飯能市教育委員会・飯能市教育研究会委嘱