研究主題 
「K4の視点を生かした授業づくりを核とした学力向上」

研究のまとめ



1 〇学習規律や学習環境を整え、落ち着いた雰囲気のもと、授業を行うことができるようになった。

2 〇K4に視点を生かした授業を行い、ワークショップを用いた授業研究を重ねることで、生徒にわかりやすい授業を提供することができるようになった。
教師(授業力の向上) 生徒(学習意欲の向上)

教師(授業力の向上)

〇K4シートにより、短時間に授業の柱立てができ、目的意識をもって授業に臨める(その分を準備にかけられる)。
〇教科を越えて、教員間で「K4」の話ができるようになった。
(授業参観シートの開発、ワークショップ型授業研究会)
〇価値付けには、大きく分けて@生活との関わり、あるいは「次の授業にこう役立つよ」、という側面と、A自己・相互評価(振り返り)の側面があることがわかった。

▲教科によっては、K4が数時間にわたり、形式に当てはまりにくい場合がある。

生徒(学習意欲の向上)

〇課題まとめプレートにより、見通しが立てやすく、要点をつかみやすくなった(わかりやすい授業の提供が可能に)。
⇒今後は小中で共通した授業ができるとさらによい。

▲K4によって授業は分かるようになってきたが、まだ、繰り返し(定着)が足りず、成果が上がらなかった教科がある。


3 授業が分かるようになってきたならば、ぜひ、定着を図りたい=>「家庭学習」など「学力を補完する取組」が重要

教師

・西中ドリルの作成(基礎を繰り返し)〇ベテランと若手の融合
・家庭学習の手引きの作成
・夏休みの学習会等(大学生ボランティアの活用=駿河台大学、教育実習生)
・学力向上フォーラム(○外部講師の先生による指導、助言、〇小中の連携)

生徒

〇具体的に何をやれば良いか分かる。
〇授業・家庭学習への意識の高揚が見られた
〇西中検定を行うことにより、宿題や家庭学習を取り組む意欲が向上する。


4 結果として学力が向上したか?

学力向上ができた部分(成果)

・「同じ問題」を「繰り返しできるようになるまで」が徹底できると、成果が上がる(例;国語科、漢字テスト)

今後の課題(これからの方向性)

今後、@K4によるさらなる授業改善に努め、A家庭学習の取組の継続・西中ドリルの活用(繰り返しをどう仕組む?検定等)について研究を進め、検証していく必要がある







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