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 防災プロジェクト
― 名栗を、災害に強い地域にしよう!―  
  共通体験@ 共通体験A 共通体験B 共通体験C  共通体験D危機管理室の方の話 テーマ・リサーチ プレゼンテーション 
 全校生にプレゼンテーション 
 ガイダンス 
   
今日の学習内容を知り、目標を書く  (シートに記入)
    
目標=防災(地震)の学習をすることの大事さを知る

題材、対象」について共有する

 「地震」について知っていること、どう思っているか、どんなイメージをもっているかをメモしよう。

 
 この学習をすることがなぜ大切かなのかを考えよう。 
 ○これから防災・地震のことを勉強して
            一人ひとりが自分の身を守る力(自助)をつけるとともに
            助け合い(共助)、災害に負けない力をつけよう!

            「自分で自分の命を守れる力をつけるため」

 学習の進め方を知る 

 
    
 
 
 
 
板書
 
 
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 共通体験 @ 家の中の危険を考える 
   
今日の学習内容を知り、目標を書く  (シートに記入)
    
目標=家の中の危険を考える

 「地震」が起きたらどうなる?
・避難訓練の事前指導で見た動画を思い出す。
・拡大した「危険予想イメージ」をみせる    
                      参考図書: 「地域と学校をつなぐ防災教育」鈴木敏恵著


 
 教室の危険をチェックする
・テレビが落ちてくる
・棚の中とんでくる
・黒板がたおれてくる
・蛍光灯が落ちてくる
 

 地震が起きたとき、どんなことに注意すればいいの? 
○大切な3つのポイント
 ・落ちてこない
 ・たおれてこない この3つを思い出して行動!
 ・移動してこない


 自宅危険チェックをしよう     「自宅危険チェック図」の記入の仕方説明 
                      参考図書:「地域と学校をつなぐ防災教育」鈴木敏恵著     
 
 
 
板書
 
 
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 共通体験 A 地震が起きた時、どう行動したらよいかを考える  
   
今日の学習内容を知り、目標を書く  (シートに記入)
    
目標=地震が起きた時、身を守る行動ができるようになる

 地震が起きたらどする?   @身をかくすものものがないとき
 ○緊急地震速報を出して実際に行動する。
  誰の姿勢がいいか?
     ↓
   「ダンゴ虫」
 ●身をかくすものものがないときは、頭を守ってダンゴ虫のように丸まりましょう。









 
 地震が起きたらどする?  A家庭科室〜火を使っている時に地震が来たら
 ○緊急地震速報を出して実際に行動する。

 避難してか火を消す?    
 火を消して避難する?    どっちがいい?

 ※今は、ガスメーターが地震を感知してガスを止めてくれる。
   =
 だから、火が付いていても火から離れて、自分の身を守ることが正解。
★(ガスメーターが、地震を感知してガスを止めるマイコンメーターかどうか、確認しておきましょう) 





 地震が起きたらどする?  B音楽室〜机がない
 ・頭を守ってダンゴ虫になる子
 ・イスで頭を守る子
  ↓
  こうやったら100点、というのはない。
  地震の時、どうなったら○かというと、生き残れば○です。
  だから、一人ひとりが違う方法でかまわない。生き残れそうな方法を選ぶ。

  
命を守ることができれば、それが100点満点なのです!!
 
 
 
   
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 共通体験 B  図上演習1―自宅危険チェック図に危険箇所を記入する 
    目標=地震の時の自分の家の危険なところをつかむ

 自宅の平面図や展開写真(図)に印を付け、どうなるかを記入する
 ・家で家族と話し合いながら自宅危険チェック図をかいたり、写真を撮ったりしてくるようにしておく。
 ・危険予想イメージ図や写真を参考に、自宅の平面図や展開写真(図)に印を付け、どうなるかを記入する。

 危険箇所をチェックしてみての感想やわかったことを書き、発表する。
 ○チェックしてみつけたきけんなところ
 ・食器棚がたおれる。
 ・本棚の上のものが落ちてくる。
 ・パソコンやテレビ、レンジなどの重いものが落ちてくる・
 ・冷蔵庫がたおれる。 
 
 ○自分たちの身を守るために、すぐにでもできそうなことは?
 ・家具を固定する。(L字型の金具・突っ張り棒・食器棚などの扉が簡単に開かないようする)
 ・ベットの向きを変える。 
 
 
   
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 共通体験 C  図上演習1―地域危険チェック図に危険箇所を記入する 
   
    目標=自分がいつもと通る道がいかに危険かを知る

 学校の周りを歩いて、危険箇所をチェックする
 ・3グループに分かれ学校の周りを歩いて危険箇所をチェックし、写真を撮ったり地図に記入したりする。



 リサーチしたことをグループごとにまとめる
 ・学校に戻ってから、大きな地図に写真を貼ったり、気付いたことを記入する。
 
 
 コースごとの発表
     
     
  
 地域危険チェックをやって気づいたことや感想
 気づいたこと
 ・ ここにあるブロック塀が崩れてきて、けがをしたり道をふさいだりしそうだ。
 ・ 自動販売機が倒れてきそうだ。
 ・ 看板がついているポールが、下はコンクリートで頑丈だけど、看板自体が落ちてきそうだ。
 ・ 斜面にある大きな石が落ちてきそうなところがある。
 ・ 材木が高く積んである。ひもでくくりつけられているが、地震があったら崩れてきそうだ。
 ・ この建物には2階にもおおきな窓がある。窓ガラスが割れて、落ちてきそうだ。

 感想
 ・ いつも通る通学路だけど、こんなに危険があるとは、この学習をするまで意識しなかった。気をつけていきたい。
 ・ 自分の通学路の危険箇所がわかった。地震がきたら「危ないから、こっちに逃げて」と同じ通学班の下級生たちに教えてあげたい。
 ・ 今は、あまり通らないコースだったけど、中学生になったら、通学路として使うので、気をつけたい。
 ・ バス停までの危険箇所は、わかった。バスを降りてからの道も同じように危険チェックをしたい。
 ・ 名栗は、危険なところはあまりないと思っていたけど、気をつけて見てみるとたくさんあるんだと驚いた。
 
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 共通体験 D 市役所危機管理室の方から話を聞く
   
 活動する地球!
 ○地球の内部
 ・地球の中では、マントルと呼ばれる高温の物質がグルグル回っている。
 ・その動きと一緒に、地面も一緒に動いている。(多いところでは年に10pくらい)
 ・地面はいくつかのプレートに分かれている。
 ・プレートは、互いにゆーっくり押したり引っ張ったりしながら動いている。
   ↓
  山や島ができたり間欠泉(温泉が地面から噴き出す現象)が起こったりする。
 
 地震も起こってしまう。

 
 地震はなぜ起こる?  
 ○海溝型地震と活断層型地震

 
 マグニチュードと震度
 ・マグニチュード→地震そのものの大きさ
 ・震      度→地震による地面のゆれの大きさ



 
 なぜ日本は地震が多いのか?
 ○プレートの境で起こる地震〜日本に住んでいるかぎり、地震はさけて通れない
                           
                まずは地震を「知る」ということが大切!
         
 埼玉県で、大きな地震は起こる?
 ○ここ100年くらいの間で、埼玉県で起きた大きな
  関東大震災(1923.9.1)  西埼玉地震(1931.9.21)

 ・200年〜300年に一度の大地震
 ・埼玉県の活断層の中に「名栗断層」がある
 ・立川断層がゆれた場合〜飯能では震度6弱から5強のゆれに見舞われる可能性がある。
 


 
 震度6弱から5強→どうなる?
 ・街の中では
 ・海の近くでは
 ・山の近くでは


 
 名栗で大きな地震が起こった場合を考えてみよう
 ○震度〜6弱 季節〜2月 時間午後4時に地震が起きた時のことを、4人1組になって考えよう。

何が起こる?    あなたはどうする?    どうやって備える?
窓ガラスがわれた。    夜は冷えるので、ブルーシートを窓にはって寒さをふせぐ。     窓ガラスに飛散防止シートをはる。





 
 まとめ
 ○「自分はケガをしない」という思い込みがある。 

 ・自分はケガをして動けなくなるかもしれない。その時、あなたはどうする? 
                             誰かを呼ぶ?   病院へ行く?どうやって?
  
 ・まずは、ケガをしないように自分を守ることが大事!もの周り

 ○地震はいつでも起こりえる
 @自分の身の回りはどうなる? Aその時、自分はどうする? B被害にどう備える?

  
日頃から、様々なイメージをふくらませて、いざという時に備えましょう!!
 
 
 
 



 
 
 
 
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 テーマ
これまでの学習をふり返る

関心が同じ者同士が集まりチームをつくる
 ・まず自分の願いをはっきりさせてから、関心が同じ者のチームになるように配慮する。 


チームの提案を決める
 ・一人一人の考えを出し合い、提案をきめる。


各チームの願い
@「もし地震が起きても、非常食を持って、生き延びてほしい」
A「もし地震が起きても、身の回りの物を利用して、72時間を生きぬいてほしい」
B「地震の時、家具が倒れてけがをすることがないようにしたい」
C「乗り物の中で地震起きたとき、パニックにならないでほしい」
D「地震の時、家族がバラバラになっても、再会できるようにしたい」
E「地震時に火災を起こさない工夫と火災が起きた場合の対処法を理解して
ほしい」 
 計 画
情報リサーチの計画を立てる
 ・説得力のあるプレゼンテーションにするために必要な情報は何かを考え、リサーチの方法を計画する。
  ・必要な情報を手に入れるための準備をする。 (アンケートの作成など)
 情報リサーチ
チームテーマをもとに情報リサーチする
 ・本や新聞、インターネットで調べる
 ・保護者から情報を得る (アンケートやインタビュー)
 ・市の危機管理室にて知識を得る   など 
 プレゼンテーションで使うものをつくる
チームの提案を確認する
 ・「チームの提案」がズバリ伝わることが一番大事な事。そのために制作する前に「チームの提案」をしっかり確認する。

● リサーチしたものから有効なものを取捨選択する

情報やデータをビジュアル化する
 ・プレゼンテーションの時に分かりやすいようにグラフ化したり、図や写真を用意する等情報のビジュアル化を図る。

プレゼンテーションソフトを使って作成する

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 保護者・地域の方にプレゼンテーションする
●学校公開で、保護者・地域の方にプレゼンテーションする。



 ・「よかったところ」と「もっとよくするためのアドバイス」を記入していただく。 
  

 
 
「どんな非常食を用意したらよいか」を提案します。  72時間を生きぬくための「身の回りの物で作れる防災グッズ」を提案します。 「新聞紙で作ったスリッパと添え木を紹介します」 地震の時、倒れた家具でケガをしないように「9つの家具の安全対策」を提案します。 
       
       
「乗り物の中で地震起き時にどうすればよいか」を提案します。  「地震で家族がバラバラになった時に再会できる方法」を提案します。  「地震の時に火事を起こさない工夫と火災が起きた時の対処法」を提案します。  「保護者の方もクイズに答えて下さい」 
       
 校内でプレゼンテーションする
朝会時に全校児童の前でプレゼンテーションする。(時間の都合で代表2チームがプレゼンする) 

 
 
     

 
   
○残りのチームも1校時目にプレゼンテーションして、共通体験でお世話になった市の危機管理室の方にアドバイスをしていただいた。

  お二人からは、
   ・とてもよく練習されていて素晴らしい発表だった!!
   ・写真をたくさん使ってあって分かりやすかった。
   ・私たちが知らないこともあり、非常に参考になった。
   ・ 実演がとても良かった。実際に目で見るとより記憶に残るので効果は高いと思う。
   ・火災は地震以外でも重要なテーマなので参考になった。
   ・家具対策方法について詳細に説明してあり、非常に参考になる。
   ・パワーポイントの使い方が上手。
   ・とてもよい内容なので、ぜひもっと多くの人の前で発表してほしい。
   ・大人顔負けの構成。素晴らしい!!               等の感想をいただきました。
  
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